こんにちは。mokaraです。
先日、5月というのに季節外れのような暑さだったこともあり、水の生き物を求め、家族で海まで遠征してきました。
と言っても行ったのは川崎の海。
川崎?え?工場地帯じゃないの?と思われるかもしれません。
はい、その通りです。
行ってきたのは「東扇島東公園」。
ここはJR川崎駅から車で約20分くらいで、工場や物流倉庫などが立ち並ぶ埋め立て地域の一部にある公園です。
周りは工場地帯ですが、公園内は芝生や緑も多くかなり広々としていて、バーベキューなんかもできるようになっています。
今回は、その公園の人工?の浜辺の端っこにあるちょっとした岩場に砂場セットを持って息子を連れていきました。
公園の様子
岩場(磯というのでしょうか)はちょうど潮が引き気味になっていて、いかにも「何か生き物がいそう」という雰囲気です。ボーイスカウトの子供たちも遊びにきており、20人くらいの子供やそのパパさんたちが、「カニ!」「捕まえろー!」「逃げたぞー!」なんてワイワイ盛り上がっており、こちらの期待も否応なしに高まります。
・・・ところが岩場をのぞいてみても、砂を掘ってみても何もいない・・・?
え?みんなどうやって捕まえているの?と思っている間、10分くらい成果なし。
「パパー、カニどこー?」息子も他の子のバケツを覗き込んで羨ましそうにしています。
ここは素直にプロに教えを乞います。
威勢の良いワンパク坊やにカニがいそうな場所の情報を直接ヒアリング。
教えてもらったポイントを徹底的に攻めます。
すると、いますいます。シャベルで掘った砂の中から何やらもぞもぞ動くものが。ヤドカリです。大きさはお豆くらい、中にはてんとう虫サイズの小さなものも。息子がそれらを嬉しそうにバケツにインします。
そうこうしているうちにパパも岩場の下に手を深く突っ込んでカニをゲットしました。
こうなると俄然盛り上がり、30度近い炎天下でしたが時間を忘れて生き物探し。
結局、カニが4匹、ヤドカリが大小織り交ぜ15匹くらいの合わせて約20匹を収穫!
いやぁ大漁大漁。
帰りに急遽水槽セットを買って、ヤドカリたちの住処作り。
一応、ヤドカリたちの環境が形になり、一安心。息子も満足そうで、いつまでも水槽を覗き込んでいます。
これからエサやりや掃除などの手入れが少し心配ですがこうしたことを通じて、命の価値や生き物を育てることの難しさなどを学んでくれればなーと思います。
都内に住んでいて海へ行く、それこそ生き物を捕まえに海に行くとなると、これまでは少なくとも湘南や千葉、茨城の太平洋側まで行かなければならないなぁと思っていましたが、こんなに近場で自然と触れ合えるなんて盲点でした。
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